屋比久勝子の毎日をキラキラに☆

毎日の健康づくりに欠かせない熱と栄養について、日々のカウンセリングや施術を通して得たオリジナルな視点から語るブログです。

ラジウム温泉と健康

f:id:yabiku-method:20160714160213j:plain

 日本は世界的に名高い温泉王国。その中でも秋田県玉川温泉鳥取県三朝温泉兵庫県有馬温泉などは、ガンや難病などに効果があると古来から人々を慰めてきました。

 豊臣秀吉の若さとエネルギーの秘密は?

 これらの温泉は自然放射能線として有名でありますね。かの豊臣秀吉は大の風呂好きで、有馬温泉によく通っていたと言われています。ラジウム(ラドン)という放射線の存在を知らなかった秀吉も、その鋭い感性で放射能線の効用を感じとっていたのかも知れません。あのエネルギーと若さはラジウムの効用だったなどと考えると歴史の見方もまた興味が湧いてくるのではないでしょうか。

ラジウム温泉はなぜ効果があるのか

 古くから数ある温泉の中でも卓越した効能を誇っていたラジウム温泉、その科学的解明には随分時間を要しました。天然ラジウムは、この地球上に存在する物質の中で最も強い電離作用を持つと考えられています。電離作用とは、イオン化作用とも言われ、物質を活性化する作用があります。

 そこで皮膚から吸収された天然ラジウムは、血液や体液をイオン化し賦活化すると言われています。人体は60兆個の細胞からなり、その細胞は細胞間物質によって繋ぎ合わされ、それぞれの組織を作っています。老化したり、病気したりするのはその細胞が衰弱することを意味しています。

 細胞が衰弱すると細胞を包む細胞膜は透過性がなくなり、栄養分や酸素を受け入れにくくなります。そしてますます衰弱していくのです。ところが、イオン化した物質は衰えた細胞膜であっても透過、浸透することができると言います。ラジウムによってイオン化された老廃物も、また、自由に細胞から抜け出して排泄されるようになるため、細胞は次第に健康を取り戻すことができるのです。

細胞の活性化が健康づくりの基本

 細胞が元気になれば衰弱した器官もよみがえり、全身が健康に導かれるのです。天然ラジウムによってイオン化された血液は、血液中の老廃物を速やかに体外に排出しようとします。血管を老化させる中性脂肪コレステロール、窒素化合物、不要な代謝物質などを排泄し血液が浄化されるのです。

 血液は体の各器官に栄養や酸素を運び、その器官で代謝された老廃物を運び去るのが役目です。血液が健康なら、何時もたっぷりの栄養を受けて、しかも老廃物のない状態を保つことができるので、各器官は本来の機能を十分に発揮して、みずみずしい肉体を維持することができるのです。

ホメオスタシスラジウム療法

 良識あるDr.達は「健康を維持しょうとする本能」を蘇らせる方法を探し始めました。近年、ホメオスタシス(恒常性)という概念も注目されてホルミシス研究が世界中に広がりつつあります。アメリカの生理学者キャーン博士は「人体は、体の内外の変化に関わりなく、何時も一定した「状態」を保つ能力を持っていて、これをホメオスタシスと呼んでいます。ホメオスタシスのバランスの崩れた状態が、つまり疾病である」と規定しています。

 近代科学がここまで注目したのは大いなる進歩です。しかし、概念の中でここまで進歩できたとしても、現代医学にはホメオスタシスのバランスを取り戻す方法がありません。対症療法の限界がここにあるのです。

 ラジウムは、現代科学の最先端から生まれ、有効性と安全性がアメリカのドン・ラッキー教授によって実証されました。ラジウム療法は、ホメオスタシスの能力を調整するのです。

琉球温熱療法は自然をお手本にした療法

 しかし、その能力は実証されていても、毎日、4温泉(自然放射能線)に通うことは難しいのです。そこで、独自に考案したのが天然ラジウム効能をコンパクトにした温熱器や温熱ベッドです。それなら、いつでも自宅で温泉効果を得ることができるのです。

 熱を入れ、代謝を良くし、全身の血流が良くなり、そして食事のバランスを考え、補助役のサプリメントを十分に取り、体内の60兆個の細胞の隅々に酸素と栄養を届ける。それが琉球温熱の基本です。