屋比久勝子の毎日をキラキラに☆

毎日の健康づくりに欠かせない熱と栄養について、日々のカウンセリングや施術を通して得たオリジナルな視点から語るブログです。

レモンが酸っぱいのは?

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 ビタミンCはアスコルビン酸だから、酸っぱい味がすると思って居られる方が大分おられます。しかし、緑茶にビタミンCがあると言っても、酸っぱい味がする訳ではありません。これは、アスコルビン酸インドールで中和されて「アスコルビゲン」の形になったものです。

 レモンの酸っぱさはビタミンCのためではなく、「クエン酸」です。これもアスコルビゲンの形をとっています。酸っぱい味のする果物を食べてビタミンCをたっぷり取ったと思っては大間違いです。1日に必要なビタミンCを2g(個体差がある)とすると、これはレモンの皮をむいた4kgに相当すると言われます。

 ビタミンCは話題性に富む栄養素ですが、その働きは、アミノ酸の代謝にも関与しています。チロシン(神経伝達ホルモンのドーパミンメラニンの前駆物質)トリプトファン(セロトニンメラトニンノルアドレナリン神経伝達物質)フェニールアラニン(神経伝達ドーパミン)などがそうであります。また、ブドウ糖の代謝にも、コラーゲンの合成やインターフェロンの合成にも、葉酸の生成にも、また、脂肪酸のベータ酸化を促進する作用を持っています。ビタミンCはまさに万能選手と言うべき栄養素です。

 よく、「天然品と合成品の違いは?」と質問されますが「生体内生理活性において分子構造上の大差はない」とビタミンCの研究でノーベル化学賞を受賞されたライナス・ポーリング博士は書で述べておられます。

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