屋比久勝子の毎日をキラキラに☆

毎日の健康づくりに欠かせない熱と栄養について、日々のカウンセリングや施術を通して得たオリジナルな視点から語るブログです。

顔色と酵素活性

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 私達の顔色は、元気なときと病気のときとでは大違いである。この違いは、分子的に見れば、酵素活性の違いから来ると言えます。

 生命の実体は代謝であり、すべての代謝は酵素活性に関わっています。酵素活性と言えば、生命の活性の内容であると理解しても過言ではありません。すべての「元気」さに対し、または疲れたときや病気の時などの「不元気」さに対し、先ずは酵素活性を頭におくべきです。

 また、幼児と老人との顔色の違いを比べると、その相違は体液(血液・リンパ液)のPhの違いから来ると言えます。Phは組織ごとに決まっていますが、それを支配するのは、細胞の環境となっている体液です。血液の量はリンパ液量の9倍に達すると言いますから、体液と言えば血液を意味するとも言えます。

 体液の最適Phは7.35~7.45です。そして、ひとのPhの推移を見ると、幼児期に高く、歳を重ねるごとに次第に低くなっています。体液の状態が酵素活性に影響を及ぼすことを考えると、それが幼児と老人との活動性から顔色に至るまでの相違の背景になっている事は容易に理解おわかりでしょう。少しでも老化を遅らす手段は、日々の食事に抜かりのない様に気をつけることです。